Works施工事例
シロアリ被害のわかりにくい例
一般のご家庭より、床下調査&シロアリ駆除のご依頼をいただきました。
早速まずお伺いして、玄関からその兆候がありました。
玄関の靴箱を動かすと、かなり激しいカビと腐敗が進んでしまっています。
またいつも通り、お部屋を汚さないようにしっかりカバーをした上で、床下を調査いたします。
するとやはり、下の土から蟻道(シロアリの道)が上がっており、木材が喰われていっているのがわかります。
ドリルで穴を開け、そこに薬剤を注入していきます。
2本の柱の上の木に薬剤を注入しているにもかかわらず、下の木から薬剤が溢れ出ているのが分かりますか?
これは見た目こそ分かりませんが、2本の木の内部はほとんどがシロアリに喰われていて、スカスカの状態になっているという意味です。
基礎を支える木材としては、かなり重症と言えます。
このような箇所を的確に見つけ、処理をすることでシロアリをほぼ食い止めることができます。
見た目では中々判断できない箇所を見つけるのは、素人や経験の浅い業者でも難しいことです。
しかし私たちには床下に潜って20年以上培ってきた経験と技術で、このような状態を食い止めることができます。
さらに躯体や配管なども合わせて、対策ができるプロが見るのと、シロアリだけのプロとでは素人と医者ぐらい違うと思っています。それぐらい私達は自信と誇りをもって仕事をしています。
最後にこのお宅の湿度問題を解消すべく、湿気を吸い取ってくれる効果のある炭を敷き詰め、作業を終了しました。