Exterminationシロアリ駆除工事の流れ
こちらのシロアリ駆除の施工事例は、築30年から50年の住宅。
お客様が家の中でシロアリの兆候を見つけたため、シロアリ駆除の依頼をいただきました。
駆除工事を行っていきます。
今回ご依頼を受けたお家には床下収納や点検口がなかったため、畳の下の板に1mほど人が通れるくらいの穴を開けます。
床下を開けた際や人が通る際に土などの汚れがつかないように、周りにある物もカバーしてあります。
工事の前にも、どの部屋から床下に入って、どの部分に薬剤を入れるのかなどを詳しく説明し、お客様にご納得いただいてから工事を開始します。
床下の梁の部分です。
少し表面の木の皮がめくれている部分が気になりますね。
何もないように見えていた床下の梁も、木の皮をめくってみるとこのようにシロアリに食い荒らされ、ぼろぼろになっていました。
シロアリは木の中だけを食べ、見た目は何もないように見えるため、早期発見が難しく、知らないうちに家の柱がぼろぼろだったというケースが多くあります。
床下の梁や、柱に複数の穴を開けていきます。
普段このように穴を開けるときは、木の皮をめくらず、長年の勘と技術で穴の場所や数、深さを考えながら、薬剤を入れた時にシロアリ駆除に一番効果が出るように穴を開けていきます。
穴を開けた梁や柱にシロアリ駆除の薬剤を入れていきます。
写真のように、薬剤を入れると下から出てきていることが梁や柱全体に薬剤がいきわたっている証拠です。
床下の梁や柱だけでなく、床下全体にも薬剤を散布します。
床下の梁や柱、予防工事と同じように玄関の床や壁、浴室などにシロアリ駆除の薬剤を入れていき工事は終了です。
工事が終わった後も、お客様にどのような工事を行ったか説明します。
再びシロアリが出てしまった時の駆除保証やアフターフォローについて、シロアリ駆除薬剤の効き目が5年であることも伝えます。
薬剤の効き目は5年で切れるため、5年毎の定期的な点検が必要です。